2008-11-08
日本周遊紀行(22)渥美 「伊良湖岬」

珍しく海辺に立つ「伊良湖岬灯台」
渥美町の和地あたりから見通しの良い海岸沿いの道になる・・。遥か山上に白亜の建物がが在り、伊良湖ビューホテルと麓の案内にあった。ここを過ぎると美しい砂浜が続く、「恋路が浜」といって「日本の渚百選」の他、「道百選」、「音百選」、「白砂青松百選」と色々な名が付く名所である。ここまで来ると渥美半島突端の岬は近い様だ・・。広いスペースの駐車場があるが夕刻でもあり人影もまばらであった。岬の先端はこれより更に徒歩で向かうようだ、舗装されたゆっくりした登りの歩道を行き、今度は急な階段を下るとよく整備された波打ち際の遊歩道に出た、ここに白亜の灯台があった。
通常、灯台は岬の高所高台に存するが、伊良湖灯台は岬先端の海上にあり珍しいケースであろう、これには一寸した訳があったようだ・・?。
伊良湖の海峡は伊勢湾、三河湾の広大な海域の激しい潮の出入のある処である、この海域は日本三大潮流と言われる伊良湖水道(三重県鳥羽市-愛知県渥美町)、大畠瀬戸(山口県柳井市)、早崎瀬戸(長崎県口之津町)。又、日本三海門と言われる伊良湖水道、阿波の鳴門、音戸の瀬戸とも言われ、昔は『安房の鳴門か、音頭の瀬戸か、伊良湖度合いが恐ろしや』と船頭衆の歌にも唄われている。
この海域の伊良湖岬と対して鳥羽市の神島(海峡中央部にある島)の間にある伊良湖水道がある。水道中央部には海上交通安全法で定められた伊良湖水道航路があり幅約1,200メートル、長さ約3,900メートルの狭い航路が指定されている。 名古屋、四日市、三河方面の大型船舶が1日100隻以上通行し、小型船舶が多数往来していて海運事故が発生し易いところである。
こんな訳でここの岬の灯台の役目は大きい、その為、少しでも近く、しかも海上にあるほうが良いのである。岬の高台には立派な「伊勢湾海上交通センター」もあって、伊良湖水道航路における船舶航行の安全を図るため、海上交通情報の提供と航行管制の業務を行っている。こうして眺めていても、大型船が多数行き来しているのが判る。
灯台の遊歩道から海岸の波打ち際に沿って、元の場所へ戻る・・。
「恋路が浜」の長い海岸線と遠く高台に在るホテルの風景が一服の絵のように美しい。
民俗学者の柳田 国男氏がここに遊び、拾った椰子の実の話を島崎藤村にしたところ、藤村がその風景を想像して創ったのが「椰子の実の詩」とされている。
『椰子の実』 詞 島崎藤村 曲 大中寅二
名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ
故郷)の岸を 離れて
汝(なれ)はそも 波に幾月
旧(もと)の木は 生(お)いや茂れる
枝はなお 影をやなせる
われもまた 渚を枕
孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅ぞ
思いやる 八重の汐々(しおじお)
いずれの日にか 国に帰らん
伊良湖フェリーターミナルは夕刻も迫り、最後の公開も終えたのだろう・・、今は静まりかえっている。桟橋付近は日没真近の夕陽が美しい・・。
時間的にかなり遅くなったが、生活感の余り感じられない伊良湖を後にする・・。R259通称「田原街道」を行く、市街へ着いた頃はすっかり闇に包まれていた。賑やかな街の一角に、奇妙な名前の道の駅「田原めっくんはうす」があり、今夜はここで車中の人となる・・。 オヤスミナサイ・・!!
次回は田原と渡辺崋山
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【閑話休題】
「旅館、公共の宿・J-Yado」
小生などとっくに過ぎてしまったが・・、今、団塊の時代と言われて久しい。
60歳の定年期を迎えて第2の人生を歩もうとする時、これほど最大のキッカケはないのである。 例えば旅のことである。
「旅はカンフル剤」」といったのは著名な作家・五木寛之であるが、旅というのは日常空間から、日常住み慣れた地域から先ず飛び出す事から始まる。或いはヒョットすると、旅の中で第二の人生を発見出来るかもしれないのである。
「たび(旅)」の語源は不定であるが、その意味上の共通性やアクセントの面から、「とぶ(飛)」との関係や、度数を表わす「たび(度)」が「たび(旅)」が転じたものともいう。 英語でいう「トラベル」とは旅行のことで、普通にはツアー会社の旅行を想像するが、トラベルという英語の語源は「トラベイユ」(労苦、苦労の意味)、フランス語の語源「トラベラー」(拷問の意味)に近い状態であるという。 ラテン語の語源では、なんと「拷問、拷問のための責め具、拷問台」という意味もあるという。 それを受けて「つらいこと」や「苦しみ」という意に派生し、現在では「旅」という意味を持つに至っているという。 尤もで、一昔は「旅」というのは自分の脚で歩いて移動したものであって、そこには多大な苦労や苦痛があった筈である。然るに、語源の「トラベイユ」というのは納得なのである。
又、「可愛い子には旅をさせよ」という諺を例にとってみても、旅というものに対する前途多難さや、若者もしくは学を志す者たちのとって「旅」とは何らかの苦行から切り離せない意味合いが含まれているということも感じ取れる。 旅が、我々に楽しみや喜びだけを付与する存在であるとは言い切ることはできないのである。
さて、元々、若い頃より旅が好きで、今まで日本中をランダムに駆けずり回っていたが、熟年になった今日、念願かなって2006年に「日本一周の旅」を終え、現在、盛んに「日本周遊紀行」と題して回想しながらの執筆し、そしてブログに投稿中であります。
ところで、小生であるorimasa2005は、自称・旅行者と称してますが、あくまでも趣味の範囲ですが・・!。
過去に、北海道ツアーや九州へ伺った時、札幌・ススキノや熊本城下のドーミーインの癒しの湯宿・ホテル に厄介になったけど、ナカナカ良かったですよ・・!。ここのホテルの特徴は、ビジネスホテルでありながら観光ホテル並みに、大浴場や天然温泉が在ることですね。 特に、地方から東京へ出られる人は、ど真中の 「ドーミーイン東京八丁堀」 はお勧めですね、天然温泉の亀島川温泉というのが付いているよ・・!!
それでも年に数回は、高級旅館でユッタリ、ノンビリの和風の宿も いいですよね、夫婦で憧れの旅館で 何てね・・。 それでも、毎度まいど各地を訪ねる時は、やはり庶民感覚の大衆旅館や公共の宿 が普通でしょう。 それにしても今、「かんぽの宿」の売却で問題になってますね・・、合理化云々で公共の宿がどんどん減らされてゆく現状・・!、我々にとっては残念でなりませんよね・・!!。
それでも、普通の好みの旅行に出かけるには格安のツアー旅行 が一般的で多いですかね、こんな時は便利に利用しているのが近畿日本ツーリスト ですね・・、小生は、北海道、沖縄そしてスキーツアーや目的別のツアー等に多く利用してますよ・・!。 勿論、海外へチョット遠くへ出かけるには飛行機で一っ飛びは常道で、早目に予約すると相当割引になるのが嬉しいね、格安航空券のイーツアー は、つい最近ハワイへ行くのに利用しましたよ、勿論、通常のパックツアーやホテル込みの海外ツアーには時折利用してますkwどね・・。
それでも年がら年中、旅ってばかりではなく、家にいる時はノンビリ昔懐かしのTVで、フランスのワインボルドーなどを傾けながら、大迫力の広い画面で・・!ひかりTVでNHK番組 や NHKオンデマンド 、で楽しんでます。 特に、世界遺産や旅、温泉番組はいいよね・・!。
尤も、旅行以外は出不精の小生、若い頃より読書は趣味の一つで、特に好きなものは時代小説はいいですね・・!、今も、パソコンの合間に読んでます。ただ、付近に本屋が無いので、たまにはこちらビーケーワン に注文してます。 そして、昼時など、時には宅配の「吉野家の味」 を家で味わってますよ、拙宅のお年寄りも「美味いもんだね」と喜こんでいます。
それでは引続き、「日本周遊紀行」お楽しみに・・。
尚、この度、【日本周遊紀行「東日本編」】と題して、「自主本」を出版の運びと成りました。
更に、日本周遊紀行「特別編」(世界遺産関係)を近々出版する予定です。 詳細は後ほど・・・。
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