2008-03-28
世界遺産・知床(14) 「知床八景」
.
「世界遺産・知床」は日本最後の秘境と言われ自然の宝庫であり、地名の「知床」はアイヌ語で「大地の尽きるところ」を意味する言葉「シリエトク」に由来している。
海からそそり立つ断崖絶壁に囲まれた半島は、約70kmにわたりオホーツク海に突き出して、半島の中央には羅臼岳や硫黄山など1500m級の山が連なる知床連山がそびえ立つ。その中でも絶景といえる代表的な景勝地が「知床八景」と云われる。
八景は何れも半島東側の斜里町に属するが、全てが雄大かつ繊細な自然に触れる事の出来る場所で、人々が普通に歩いていても見ることが出来るビューポイントである。
この項では、既に「オシンコシン」から「知床峠」まで記載してきたが、おさらいのつもりで、もう一度その「八景」を紹介しておこう。

知床八景概略位置図
. 知床八景1 『オシンコシンの滝』

斜里から半島へ向かう時、第一番に目に入ってくるのが国道に面して豪快に流れ落ちるこの滝で、落差80mある滝は途中から二つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれている。オシンコシンとは、アイヌ語でオシュンク・ウシ(そこにエジマツの群生するところ)が名前の由来という。
滝の中ほどまでは階段で上がることができて、展望台からは迫力満点の景観であり、特に流氷の季節には、見渡す限りの白い海原が感動的である・・!「日本の滝100選」にも選ばれている。
. 知床八景2 『オロンコ岩』

ウトロ港近くにある、高さが60mもある巨岩で、昔、住んでいた先住民族「オロッコ族」から、この名がついたと言われている。
ウトロ温泉街からウトロ港に向かうと最初に現れるのが「ゴジラ岩」という独立岩・・!ゴジラに似ているか、いないかはさておき・・、この先170段あまりの急な石段を上っていくと青く澄んだオホーツク海やウトロの町並み、知床連山などを見渡すことができる。さすが、「世界自然遺産」「知床八景」「オロンコ岩」と納得させられる絶景で、ここに登った者だけに与えられるご褒美だとか・・!
6月〜7月にかけ花が咲き 一面お花畑になる。
知床八景3 『夕陽台』

名前のとおり夕陽の名所で、ウトロ市街地の知床国設野営場の一角にある展望台。若いもんのデートスポットとしても人気があるとか・・。
夕陽が沈む時、ウトロ港やオロンコ岩がオホーツク海に映える最高のポイントで、他にも流氷で白く覆われた海面が黄金色に染まる冬など、四季折々に美しさと感動があると・・。
また、この近くには町営の温泉「夕陽台の湯」がある。
知床八景4 『プユニ岬

ウトロから知床自然センターへ向かう途中の坂にあり、やはり景色と夕陽の名所である。
プユニ岬とは、アイヌ語で「穴ある所」の意味らしいが、今は崩れてしまって穴はないとか・・、ここからはオホーツクの海岸線やウトロ港が一望でき、はるか遠くには阿寒国立公園の山々を望むことができる。 冬になると、オホーツク海で、最初の頃に流氷を見る最適のポイントにもなる。
知床八景5 『フレペの滝』

知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、垂直に切り立った約100mの断崖の割れ目からオホーツク海に流れ落ちている滝である。 フレペとは、アイヌ語で「赤い水」の意味で、断崖からふき出ている水は羅臼岳からの伏流水で、その様子が人の涙にも似ていることから、別名「乙女の涙」とも呼ばれ親しまれている。
知床自然センターから歩いて約20分のところで、冬には、歩くスキーやスノーシューなどでトレッキングができる。
知床八景6 『知床五湖』

知床の魅力が集約されているかのように、湖面にはミズナラやトドマツの樹林や知床連山が映し出されます。
五つの湖を一周できる遊歩道があり、五湖すべてを巡って約1時間、第一湖、第二湖だけなら約30分で、遊歩道のほか小高い丘の上にある展望台からは第一湖と知床連山のパノラマが一望できる。
冬期間は雪に閉ざされ見ることができないが、5〜7月には国の天然記念物「クマゲラ」のさえずりを聞くことができ、又、数多くの植物や動物たちを目にすることもできる。時には、ヒグマも・・??。
. 知床八景7 『カムイワッカ湯の滝』

云わずと知れた知床の秘境中の秘境、道路づたいでいける最奥部の天然自然の滝壺温泉。
カムイワッカは、アイヌ語で「神(魔)の水」の意味で、硫黄山から湧き出した温泉が、途中渓流水と混じり、川全体が流れる温泉のようになっていている。そしてカムイワッカ川に流れ込む滝壺となり、丁度よい湯加減の露天風呂となっている。
林道から沢を登ること約20分、途中、温度の違う湯壺が点在するが、現在は余りの人出で危険も多く、「一の滝」までしか入山出来ないらしい・・、残念・・!!。
知床八景8 『知床峠』

斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路の頂上で、知床連山の尾根筋にあたる標高738mの峠である。峠からは 目の前にそびえる標高1661mの羅臼岳が雄大に望め、その向こうには知床連山、そしてオホーツク海に浮かぶ国後島が見渡せる。
斜里と羅臼を結ぶドライブコースとして人気のスポットでもある。開通期間:4月下旬〜11月上旬(気象状況によって変更)
尚、「知床八景」は東海岸の斜里町に属しているが、これから向かう羅臼にも「羅臼八景」というのがありました。 後ほど紹介いたします。
次回は、羅臼・「熊の湯」
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海からそそり立つ断崖絶壁に囲まれた半島は、約70kmにわたりオホーツク海に突き出して、半島の中央には羅臼岳や硫黄山など1500m級の山が連なる知床連山がそびえ立つ。その中でも絶景といえる代表的な景勝地が「知床八景」と云われる。
八景は何れも半島東側の斜里町に属するが、全てが雄大かつ繊細な自然に触れる事の出来る場所で、人々が普通に歩いていても見ることが出来るビューポイントである。
この項では、既に「オシンコシン」から「知床峠」まで記載してきたが、おさらいのつもりで、もう一度その「八景」を紹介しておこう。

知床八景概略位置図
. 知床八景1 『オシンコシンの滝』

斜里から半島へ向かう時、第一番に目に入ってくるのが国道に面して豪快に流れ落ちるこの滝で、落差80mある滝は途中から二つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれている。オシンコシンとは、アイヌ語でオシュンク・ウシ(そこにエジマツの群生するところ)が名前の由来という。
滝の中ほどまでは階段で上がることができて、展望台からは迫力満点の景観であり、特に流氷の季節には、見渡す限りの白い海原が感動的である・・!「日本の滝100選」にも選ばれている。
. 知床八景2 『オロンコ岩』

ウトロ港近くにある、高さが60mもある巨岩で、昔、住んでいた先住民族「オロッコ族」から、この名がついたと言われている。
ウトロ温泉街からウトロ港に向かうと最初に現れるのが「ゴジラ岩」という独立岩・・!ゴジラに似ているか、いないかはさておき・・、この先170段あまりの急な石段を上っていくと青く澄んだオホーツク海やウトロの町並み、知床連山などを見渡すことができる。さすが、「世界自然遺産」「知床八景」「オロンコ岩」と納得させられる絶景で、ここに登った者だけに与えられるご褒美だとか・・!
6月〜7月にかけ花が咲き 一面お花畑になる。
知床八景3 『夕陽台』

名前のとおり夕陽の名所で、ウトロ市街地の知床国設野営場の一角にある展望台。若いもんのデートスポットとしても人気があるとか・・。
夕陽が沈む時、ウトロ港やオロンコ岩がオホーツク海に映える最高のポイントで、他にも流氷で白く覆われた海面が黄金色に染まる冬など、四季折々に美しさと感動があると・・。
また、この近くには町営の温泉「夕陽台の湯」がある。
知床八景4 『プユニ岬

ウトロから知床自然センターへ向かう途中の坂にあり、やはり景色と夕陽の名所である。
プユニ岬とは、アイヌ語で「穴ある所」の意味らしいが、今は崩れてしまって穴はないとか・・、ここからはオホーツクの海岸線やウトロ港が一望でき、はるか遠くには阿寒国立公園の山々を望むことができる。 冬になると、オホーツク海で、最初の頃に流氷を見る最適のポイントにもなる。
知床八景5 『フレペの滝』

知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、垂直に切り立った約100mの断崖の割れ目からオホーツク海に流れ落ちている滝である。 フレペとは、アイヌ語で「赤い水」の意味で、断崖からふき出ている水は羅臼岳からの伏流水で、その様子が人の涙にも似ていることから、別名「乙女の涙」とも呼ばれ親しまれている。
知床自然センターから歩いて約20分のところで、冬には、歩くスキーやスノーシューなどでトレッキングができる。
知床八景6 『知床五湖』

知床の魅力が集約されているかのように、湖面にはミズナラやトドマツの樹林や知床連山が映し出されます。
五つの湖を一周できる遊歩道があり、五湖すべてを巡って約1時間、第一湖、第二湖だけなら約30分で、遊歩道のほか小高い丘の上にある展望台からは第一湖と知床連山のパノラマが一望できる。
冬期間は雪に閉ざされ見ることができないが、5〜7月には国の天然記念物「クマゲラ」のさえずりを聞くことができ、又、数多くの植物や動物たちを目にすることもできる。時には、ヒグマも・・??。
. 知床八景7 『カムイワッカ湯の滝』

云わずと知れた知床の秘境中の秘境、道路づたいでいける最奥部の天然自然の滝壺温泉。
カムイワッカは、アイヌ語で「神(魔)の水」の意味で、硫黄山から湧き出した温泉が、途中渓流水と混じり、川全体が流れる温泉のようになっていている。そしてカムイワッカ川に流れ込む滝壺となり、丁度よい湯加減の露天風呂となっている。
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次回は、羅臼・「熊の湯」
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